丹乃國蕎麦〜拓朗亭〜


■拓朗亭
〒621-0805
京都府亀岡市安町小屋場77-3
※亀岡宮脇書店様斜め向かいです。
TEL:0771-24-4334
MAIL:
taroutei@news.email.ne.jp
626.in Movabletype

まいるより たのみをかくる ふじいでら

通い慣れた道である。最初はなんと遠いのかと思った物だがさほどのことは無い。ただどおしても渋滞の中をすり抜けるように走るのは未だに好きには成れない。車を藤井寺ICで一般道に戻し解体工事が始まった元近鉄バファローズの本拠地、藤井寺球場を後目に左折すれば間もなく目指す「葛井寺」が在るのだがなんと駐車場は反対側の沿線ぞいであった。


車を近くの私営駐車場に滑り込ませて雨の中をお寺まで戻る。弟子「河州之蕎麦乾」には何度も行っているが近辺に何があるのかは全く承知していない。近鉄藤井寺駅から徒歩での案内版が出ているのに気が着くのにさえ1年位を要している始末だ。門前に小さな土産物屋が在るには在るがあいにくの雨も手伝ってか、時間帯の問題か、賑わいはなかった。境内は広く立派な仁王門がその歴史の重みを背負ってあうんの仁王様が御慈悲の世界へいざなっておられた。住宅街を少し中に入っただけであるがなぜか、その静けさが夏の蝉時雨の賑やかさを連想させて繰り返されてきた時の流れを思ふとノスタルジックに成って行く自分が居る事に少々戸惑ってしまう。御開帳日ではないのでご本尊の観音様にお目通りは叶わなかったが不
思議な安堵感に包みこまれて行くように伝わって来る心の温もりが心地よかった。朱印を押してもらうのだがこの小父さんがやたらめったらと、どこかの蕎麦屋の大将よろしく、しかめっつらで、一筆ひとふで「ウッ」、「ウッォ」と小さく唸りながら書かれるのを、凄い気合いだなぁと感心しながらもその無愛想な雰囲気もまたそっくりなのでおかしくなって来た。声を掛けると決して無愛想な事はない。小さなお札が貰えるのだが「どうぞ」とは待っていても言ってはくれそうに無いので「1枚いいでしょうか」と尋ねると「1枚言わんとようけ持って行き〜」と言われてしまった。本堂を出ると左手の大きな鐘突き堂を少し見せて頂き帰路に就いた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
まいるより たのみを
かくる ふじいでら
はなのうてなに
むらさきのくも
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

つぎへ三六粁

コメントを投稿トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.taroutei.com/MT/mt-tb.cgi/78
コメントを投稿コメント
コメントを投稿 コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)



拓朗亭